太陽光発電パネルには大きく分けると、単結晶、多結晶、ハイブリッド型、化合物の4種類があります。
ここでは単結晶と多結晶について記載します。
太陽光発電設備の設置をご検討されている方はすでにご存じだと思いますが、変換効率は単結晶の方が多結晶より優れています。
ただ、最近は多結晶の改良が進んでいるため、単結晶と多結晶の変換効率の差は小さくなってきています。
多結晶は単結晶に比べると、変換効率は見劣りするものの、製造コストは安くなっています。
従って、パネル1枚の価格は多結晶の方が安くなっています。
住宅の屋根など設置面積が小さい場合は、変換効率が高いパネルが適していますが、広い地面等に設置する場合は変換効率がやや劣っていても出来るだけ多くのパネルを設置する方がメリットが得られます。
初期投資額が決まっている場合、1枚あたりの価格が安い多結晶のパネルの方がより多く設置できます。
設置枚数が多いほど、システム容量は大きくなるので、結果として売電収入も多くなります。
もちろん判断基準は他にもあります。
多結晶の利点を理解した上で検討された結果、単結晶を選ばれる発電事業者もあります。
このサイトでは産業用太陽光発電の採算性を重視していますので、特別な条件・制約がない場合は、多結晶をお薦めしています。
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