日別アーカイブ: 2013/03/20

影の影響

売電収入を多くするためには発電量を大きくする必要があります。
発電量を大きくするためにはモジュール(パネル)の枚数を増やしたり、設置角度を最適化するなどの対策をとります。

ただ、最近お客様から寄せられる問い合わせの中に、気になることがあったのでご紹介します。

太陽光発電の設置をご検討されているお客様に対して、発電量を大きくするためにシステム容量を大きくすること提案をする業者がいるのですが、他社(2社)の提案内容に比べてシステム容量が大き過ぎるものがあります。
お客様からその提案書を見せていただくと、影の影響を考慮せずにモジュールを配置していました。
確かにシステム容量が大きくなると発電量も大きくなりますが、それは影がかからない場合です。
このお客様の設置場所には影がかかる部分があり、他の2社はその部分にはモジュールを設置しない提案でしたが、問題の業者は影を無視した提案でした。また、太陽電池の系列の構成を工夫するということもありませんでした。

上記のような業者は少ないとは思いますが、業者の提案を鵜呑みにすることは危険です。
間違った太陽光発電システムの設計提案により、本来得られるはずの利益を失うこともありますので、正しい知識を持った業者と契約することが重要です。

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